事例紹介

 

症状：

慢性的な腰痛、肩こり、頭痛に悩んでいた。

マッサージなどを受けたりして、日常生活を過ごしていた。

症状がひどくなれば、仕事などにも支障が出るため痛み止めの薬を飲んでごまかしていた。

姿勢の悪さを自覚しており、薬に頼るのも嫌だと思っていた。

首～背部の痛みがひどくなったタイミングで当鍼灸院のことを知り来院する。

施術経過：

1回目

カウンセリングで症状の経過、既往歴などを確認した。それを踏まえて体の状態を検査していく。

首の状態を確認すると、首～背中の緊張、首の骨のゆがみがあった。左を向く動き、上を向く動きで痛みが強くなり、動きの制限もある。背骨の捻る動きも悪くなっていた。

その他にも、立った姿勢でつま先荷重になって、腰を反らしてバランスを取る姿勢になっていた。腰部や下肢の緊張もあった。

鍼灸と整体施術で首～背部、腰部～下肢の緊張、首のゆがみを整えるように施術をおこなった。立ち姿勢のつま先荷重も修正して、日頃意識してもらうようにした。

 

2回目（初回から7日目）

初回施術後は翌日くらいまでは痛みが残っていたが、その後は楽に過ごせていた。

来院日の朝から頭痛がひどく仕事を休まれた。

状態を確認すると、首～背部の緊張、首のゆがみ、左を向く動きの制限があった。腰部、下肢の緊張は軽減していた。

首～背部をメインに鍼灸と整体施術をおこなった。

 

3回目（初回から19日目）

前回の施術後から頭痛が出ていない。腰痛も気になっていない。

長時間歩くと張りを感じる。

首の緊張、ゆがみ、左を向く動きの制限は改善されていた。立ち姿勢のつま先荷重も改善。

鍼灸、整体施術を行ない、良い状態を維持するためにセルフケアを指導した。

次の施術は少し間隔を空けてみる。

 

4回目（初回から39日目）

頭痛、腰痛は出ていない。少し肩こりが気になっている。

間隔を少し空けたが、ゆがみは出てきていない。

やや下肢の緊張が出ている。

鍼灸、整体施術を行ない首回りの緊張、下肢の緊張を整えていった。

セルフケアも再度確認。少しずつトレーニングの強度もアップしていく。

間隔を空けても状態を維持できていたので、もうしばらく同間隔で経過を見ていく。

 

 5回目（初回から53日目）

 頭痛、腰痛は出ていないが、肩こりが気になる。

首～背中、肩甲骨周囲を重点的に鍼灸、整体施術で整えた。

仕事から帰ってくると疲れてセルフケアの実施がむずかしい。

できるだけポイントを絞った内容に変更。

 

6回目（初回から68日目）～

前回肩こりが気になっていたので少し施術間隔を短くした。

今回は前回ほどの症状は出ていない。

セルフケアも出来る範囲で頑張っていただけた。

しかし、セルフケアだけでは疲労が取れきれないため、定期的に施術をしていくことにした。

その方が体も調子が良いし、精神的にも安定する。

 現在も調子を見ながら2週～4週間の間隔で施術を継続している。