【坐骨神経痛】事例紹介

症状：

6か月ほど前から右お尻の痛みが出るようになった。

特に気になるのは睡眠中で、夜中にお尻の痛みで目が覚めることがあった。

日常生活や仕事中では、歩く時に痛むことはなく、長時間立っていたり座っていると痛くなることもある。

「そろそろ何とかしたいなぁ」という想いでインターネットで検索をしていたところ、当鍼灸院のＨＰを見て来院する。

施術経過：

1回目

 カウンセリング、検査を行ったところ、前かがみや後ろに反る動きではお尻の痛みは出ない。仰向けで脚を上げる動きで少し痛が出る。

腰部とお尻～太ももに掛けて筋肉の緊張が強くみられた。お尻を押えたときに痛みを訴える。

 症状はお尻が硬くなることで神経を圧迫して痛みが出ていると考え、鍼と手技で腰～お尻、太ももの筋肉を中心に緊張を緩めるように施術を行なった。

 施術後は仰向けで脚を上げる動きでの腰を反る動きがしやすくなった。

 施術について、自宅での注意点、ストレッチなどを説明して終了した。

2回目（初回から7日目）

前回施術した夜から痛みの度合いは減ったが、痛みで目が覚めることは同じようにある。

仰向けで脚を上げる動きを確認したところ前回同様に痛みが出る。

施術は前回と同じ流れで行ない、ストレッチや自宅での注意点などを再確認して終了。

 3回目（初日から14日目）

夜間に痛みで目が覚めることは、だいぶん減ってきた。立っていたり座っていたりでの痛みもほぼ無くなっている。お伝えしているストレッチは継続できている。

施術はこれまでと同様に腰、お尻、太ももを中心に緩めるように行ない、ストレッチやトレーニングを追加した。

 4回目（初回から21日目）

夜間に痛みで目が覚めることはほとんどなくなった。

腰、お尻、太ももの緊張も取れてきている。

施術はこれまでと同じで行ない、ストレッチ・トレーニングの確認を行なった。

調子よく過ごせているので、間隔を空けて経過を見ることにした。

5回目（初回から42日目）

前回以降も痛みをぶり返すこと無く過ごせている。

夜間に痛みで目が覚めることもなくなった。

施術は腰、お尻、太ももを中心に行ないストレッチとトレーニングを確認して終了。

再発予防とメンテナンスのため、1か月に1回程度のペースでしばらく施術を続けることになった。