事例紹介

 

症状：

仕事はデスクワークが中心で慢性的に腰痛があり、1年に1回くらいの頻度でギックリ腰になる。

3か月ほど前にギックリ腰になった際にレントゲンを撮ったところ、「骨と骨の隙間が少し狭いところもある」という診断を受けた。

最近になって、またギックリ腰になりそうな違和感が出てきた。

骨と骨との隙間が狭くなっているから仕方ないと思っていた面もあったが、職場の人に「鍼や整体を試してみたら！？」とすすめられた。

インターネットで検索していたところ当鍼灸院のことを知り来院する。

 

施術経過：

1回目

状態をチェックすると、立った状態での前かがみ、反る動きで腰に痛みが出る。横に倒す動きでは右側に倒すと詰まる感じで痛みがあり、左に倒すと右側は突っ張った感じがあった。

腰の右側の緊張が強く、骨盤・首にもゆがみがあり、右脚が1㎝近く短くなっていた。

仕事中の姿勢などを確認してみると、体を左側に捻るようにしてパソコン作業をすることが多いとわかった。

まずは、鍼灸施術と整体施術で首～背中、腰～お尻、股関節周囲の緊張と歪みを整えるように施術を行なった。

施術後は、脚の長さの違いや体を倒す動きに改善が見られた。

自宅でのストレッチ、体操を確認して終了した。

 

2回目（初回から10日目）

前回の施術後から腰の痛みが減少。体を倒す動きでは痛みや詰まる感じは残っているが、前回の時ほどではない。腰の緊張、首、骨盤のゆがみも少し残っている。

仕事中の姿勢も意識しているが、集中すると左に捻った体勢で行なってしまっている。

施術は前回と同様に行なった。

自宅でのストレッチ、体操を再確認。

デスクのパソコンの位置など少し動かせるようなら動かしてみるように話しをした。

 

3回目（初回から18日目）

仕事が忙しい日があり、少し気になる時もあったが、痛みが和らいでいっていることを実感。

体を倒す動きでの痛みや動きの制限はほぼ無くなった。

押えると腰の右側の緊張は少し残っている。首、骨盤のゆがみは出なくなっている。

パソコンの位置を少し変えて、出来るだけ正面で座れるようにしてみた。

今回も施術は前回と同様に行なった。

状態がよくなってきたので少し間隔を空けてみる。

 

4回目（初回から35日目）

日常生活でもほぼ痛みを感じなくなった。痛みがひどくなる前にあった、慢性的な重だるさも軽減している様子。

腰の右側の緊張も軽減し、体を倒す動きもしやすくなっている。

状態をチェックしながら前回と同様に施術を行なった。

自宅でのストレッチを追加で伝えた。

状態が良くなっているので、1か月後に状態確認することにした。

 

5回目（初回から27日目）

状態としては悪くはなっていないが、少し疲労感があった。

体を倒す動きでは少し制限が出ている。腰の緊張、骨盤のゆがみも少し出ていた。

体の状態をチェックしながら、これまでと同じように施術を行なった。

施術後には体を倒す動き、腰の緊張、骨盤のゆがみは改善。

定期的にメンテナンスしていくことの重要性を感じていただき、1か月に1回を目安にメンテナンスをしていくことにした。