腰痛・肩こりにおすすめ体操！【キャット】

腰痛や肩こりでお悩みの方で、

「背中が丸まることはよくない！」

 そう思っている人も多いのではないでしょうか。

 背中が丸まらないように、常に胸を張ったままの姿勢を意識していませんか？

 しかし、それは逆にカラダを緊張させてしまっているかもしれません。

 そこで今回は背骨の動きついて、体の専門家である私が考える大事なポイントと体操を紹介したいと思います。

背中が丸まることは悪いことだけではありません。

 むしろ、必要なときにはしっかりと丸められることが大切です。

 問題なのは、丸まったまま長時間いること。

 この反対もそうです。

 胸を張ったまま長時間いることも問題なのです。

 背骨のまわりには、たくさんの筋肉が付いており肩甲骨周囲の筋肉とも連動しています。

背骨を動かさずに長時間いると、背骨まわりはもちろん肩甲骨周囲の筋肉も硬くなり腰痛や肩こりの原因になってしまうわけです。

大事なのは、背骨を丸めたり反らしたり思い通りに動かせることです。

 そうすれば、同じ姿勢が続いても背骨を動かすことで筋肉の緊張を和らげてくれます。

 更に、背骨が自由に動かせるようになるとカラダの重心のコントロールもしやすくなります。

 その結果、カラダに余分な緊張が出にくくなり、腰痛や肩こりの予防にもなると考えます。

四つん這いになって、手は肩の下、膝は股関節の下にくるように付きます。

その状態から目線を自分のお腹に向け、手で床を押しながら背中を丸めていきます。※背中を上から吊されているイメージで丸める。

その際に肩がすくまないように注意しましょう。

次に目線を正面に向け、腰をゆっくり反らしながら、ミゾオチあたりを床に近づけるように反らしていきます。

その際に肘が曲がらないように注意しましょう。

これを10回ずつほど繰り返します。

丸める時も反らすと時も骨盤から動かしていきましょう。

いかがでしたか？

 背骨を思い通りに動かせるようにすることは腰痛や肩こりを予防・改善する上で有効な手段となってきます。

 はじめは、うまくできない場合も多いですが継続することで、徐々に感覚がつかめてきます。

あきらめずにがんばってみてください。

それでも、なかなか良くならない腰痛や肩こりでお悩みなら当鍼灸院にお任せください。

当鍼灸院は、鍼灸、整体、運動を組み合わせた施術で、骨格の歪み、筋肉の緊張、関節の可動域、神経の圧迫などさまざまな観点から全身へアプローチします。

そのため、画像検査では異常の見つからない腰痛に対しても改善を目指すことができます。

まずは気軽にご相談ください。