座ってできる腰痛ストレッチ

デスクワークや座っていることが長いと腰痛が出てきませんか？

 同じ姿勢でいると股関節や脚の筋肉が硬くなりやすいです。

 その結果、骨盤の動きが悪くなり腰への負担を増大させます。

 そこで、座ってできる腰痛ストレッチを紹介します。

 仕事の休憩中やテレビを見ながらなど手軽に行なってもらえます。

 朝、昼、晩など１日に2～3セット。

 ぜひやってみてください(^_^)

まず、はじめにストレッチをする上での注意点を5つお伝えします。

①呼吸を止めないこと。

呼吸を止めてしまうと筋肉が緊張してしまい、伸びにくくなってしまいます。

②反動を付けないこと。

反動をつけることで筋肉が縮もうとするため、リラックスしづらく伸びにくくなってしまいます。

※反動を付けて行うストレッチ(動的ストレッチ)もありますが、ウォーミングアップなど筋温を上げたり、これから動こうとするときに効果的です。

③痛いところまで無理に伸ばさないこと。

痛いのに我慢していると筋肉に力が入ってしまい伸びにくくなってしまいます。また、筋肉の繊維を損傷(肉離れ)してしまう原因になります。

④伸びているところを意識すること。

伸びているところ、伸び方を意識することで正しくできているかの指標になります。

⑤20～30秒かけて伸ばしていくこと。

ストレッチをして筋肉が伸び始めるまでに20～30秒かかると言われています。

今回紹介するストレッチでは、全てにおいてこの5つを意識しながら行うようにして下さい。

※椅子キャットは例外です。

①伸ばしたい側の膝を曲げ、４の字になるよう反対側の太ももに乗せます。くるぶしの少し上あたりを太ももに乗せるようにしましょう。

②胸を張ったまま腰が丸まらないように、おへそを太ももに近づけるように前へ倒していきます。

③赤丸をしているあたり(左のおしり)が伸びる感じがあれば正解です。

①椅子に浅く座り伸ばしたい側の脚を伸ばします。

②胸を張ったまま腰が丸まらないように、おへそを太ももに近づけるように前へ倒していきます。

③赤丸をしているあたり(右の太もも裏)が伸びる感じがあれば正解です。

①椅子に横向きになるようにお尻半分だけ座り、伸ばしたい側の脚を後ろに伸ばします。

②骨盤を後ろに傾け、後ろ側の膝を下へ、上体は上へ引き伸ばしていきます。このとき、腰が反らないように注意してください。

③赤丸をしているあたり(股関節の前)が伸びる感じがあれば正解です。

①椅子に浅く座り、骨盤を後ろに倒す動き、前を倒す動きを交互に行なっていきます。

②このとき、頭の位置ができるだけ動かないように注意しましょう。

③前後10回ほど繰り返し行ないましょう。

いかがでしたか？

今回紹介したストレッチで全ての腰痛が改善したり予防できるものでは、もちろんありません。

しかし、少しでも腰痛の改善や予防に繋がればうれしいです。

もし、なかなか良くならない腰痛でお悩みなら松本はりきゅう施術院にお任せください。

当院は、腰痛だからといって腰だけにアプローチする施術ではありません。

鍼灸、整体、運動を組み合わせた施術で、骨格の歪み、筋肉の緊張、関節の可動域、神経の圧迫など様々な観点から全身へアプローチしていきます。

そうすることで、検査でも原因がはっきりしなかった腰痛に対して原因から改善を目指します。

まずは気軽にご相談ください。